タイトル

 

前へ 一覧に戻る 次へ

 

2006.10.10
13.ちょっと山へ(奥武蔵:蕨山)

友人(おっさん)と8月に日光の白根山に行こうと言ったきり9月になり、10月になってしまった。その間に友人(おっさん)は腰を痛めたらしく、山どころではなくなった。

そんな友人(おっさん)は放っておいて、10月9日に埼玉県飯能市にある蕨山(わらびやま)に独りで行ってきた。飯能駅で降りて、バスで1時間、終点の名郷(なごう)にて降りる。同じ蕨山方面に行く人が数名いてトイレだ水だともたもたしていたが別に一緒に行く訳でもないので、さっさと私は歩き始める。

薄暗い林道を沢沿いに10分ぐらい歩く。誰もついてこないので道を間違えてしまったかと思っていたら、ようやく登山道の標識が見える。
photo


そこからは急坂で、沢を何度か渡ったところで
「おお、これは!」
と見つけたのが、沢蟹の亡骸。こんな山奥でひっそり生きてたのね。
photo


毎度の如くヒーヒー言いながら登り続けると尾根に出た。ようやく景色が開けてくる。
photo


昨日の強風がまだ少し続いていて、尾根では下から冷風が吹いてくる。半袖では腕は寒いけど体は暑いのでそのまま我慢する。

この山は10年以上前に友達と来たことがあった。その時は体力もあったせいかそんなにきついとは感じなかったが、今回はきつく感じる。
まあ、運動不足もあるんだろうけど。半年振りの登山だしそれに、昨夜はあんまり眠れなかったし、朝食も軽かったし・・・と言い訳する。
とはいえ、標準で2時間20分の登りを1時間40分で到着したのだから、まだ少しは体力があるんだろう。

で、頂上です。
photo


本当はかすかに中央からやや左に浅間山が見えてるんだけど、オモチャのようなデジカメではそれは写ってない。
photo


11時前なのにさっさと昼食を済ませて、少しのんびりしてから下山を開始した。
下り始めて暫くすると
「おお、これは!」
と見つけたのが、野生の栗。何ら珍しくもないけど。昨日からの強風で落ちたのだろう。
セサミストリートに出てくるクッキーが好きなキャラに似てる・・・いや、似てない。
photo


もう、ススキの穂が出ている。昼頃から風も穏やかになって日差しが強く、少し暑かった。
photo


下りも半分ぐらい来た時、
「おお、これは!」
と見つけたのが、誰かが摘んで、忘れたのか毒キノコなのか、きのこが置いてあった。
photo


今回のコースも、登りが短く下りが長いコースだ。下りは普段使わない筋肉を使うので膝が痛くなってきた。でも、下山すればそこに村営の温泉施設「さわらびの湯」があるのでそこでマッサージをすればひどくはならない。
で、下山。
下山地点に案内板が立っている。「ハイキングコース」と書いてある。ハイキングにしては少しヘヴィーだぞ。
photo


そこから100mほどで温泉施設「さわらびの湯」だ。
道路を渡ったところで
「おお、これは!」
と見つけたのが、休館のおしらせ。
photo


着替えも持ってきたのに・・・無駄な荷物だった。

 

前へ 一覧に戻る 次へ