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2006.12.24
16.ちょっと山へ(奥多摩・浅間尾根)

なんとかもう少し山へ行く回数を増やそうと思いながらだらだらと過ごし、とうとう今年最後の山となった。山、山と偉そうに言っているが半分はハイキングコースだ。それでもなまった体には十分きつい。久々に友人(おっさん)とその友達とも都合がつき、3人で行くことになった。とても良く晴れて風もなく、昼食時はすこぶる気持ちが良かった。

今回は浅間尾根。整備されたハイキングコースだ。途中トイレもあり危険なところもなく、急な登り降りもないなだらかなコースだ。というのも昔、この道は川の上流の集落と五日市を結ぶ交易の道で、荷物を牛馬で運んでたらしい。

ハイキングとはいえ、冬の山なので防寒着やコンロを持つと結構かさばる。友人(おっさん)のわがままで頂上でドリップしたてのコーヒーが飲みたいだの言うので、さらに荷物が増える。牛馬になったような感じだ。

払沢(ほっさわ)の滝という下山する所の駐車場に車を置き、そこからバスに乗って登山口まで行くことにする。バス停の前に豆腐屋さんがあり、せわしなく従業員が働いていた。朝8時前だ。とても寒い。
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バス停を降り、数件民家を通り過ぎると登山口になる。登り始めてすぐ、後ろを振り返ると爽やかな景色。肌が露出している耳や手が冷たいが、体は熱くなってくる。
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空は澄んだ青。
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落ち葉を踏む音だけ。
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登りは40分ぐらいで尾根に出る。尾根からこれから向かう浅間嶺(真中の高いところ)。
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ずっと陽だまりハイキングだと思っていたが、道は尾根より少し北側にあって日陰だ。少し寒い。
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5cmぐらいの立派な霜柱。
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ようやく浅間嶺に。そこには写すのを忘れたがベンチがあり、トイレもあり、ちょっとした広場になっている。霜柱だらけの地面が太陽に暖められ、泥状態になっていた。 そこから北側の山々を写す。今回一番お気に入りの景色。風もなくとても静か。
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その広場から少し上に展望台があるというので昼食後、行ってみる。
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こっちが頂上。西南の展望が素晴らしい。富士山もしっかり見える。
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時間があるので、ゆっくりした後下山する。下山も尾根より北側の道だった。また日陰だ。

下山途中、新宿や池袋の高層ビルが見える。
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下山してきて最初の民家。夜はもっと静かなんだろうな。
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そこに桜・・・が咲いていた。
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2時間近くかかってようやく駐車場まで降りてきた。そこから10分で滝があるので行こうと思ったがみんな足が痛いのでやめた。あっさり。

毎度の如く帰りは温泉でさっぱりする。「生涯青春の湯」だ。何が青い春なんだか・・・
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