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2017.11.06
39.ちょっと山へ(山梨県・金峰山:3度目)

金峰山は標高2599mの山梨県と長野県の境にある山だ。大弛峠(おおだるみとうげ)の登山口を使えば2時間ちょっとで頂上まで行ける楽なコースだ。
過去に2回ばかりこの山には登っている。この時期、晩秋から初冬に登ると、頂上は強風でとても寒い。ハイマツには霧氷がついていたりする。
しかしそこから見る八ヶ岳や富士山、カラマツの紅葉でオレンジ色に染まった山々が美しい。なのでいつもこの時期を狙っている。
とは言うものの、ここ数年は、台風が来たり月曜の天気が思わしく無かったりで行けなかった。
この時期を過ぎると登山口までの道路が凍結していまうので入り口が封鎖される。


朝5時に家を出たけど予定より40分も遅れて登山口に到着。晴天で風も弱く、さほど寒くない。
路面が所々凍っている。
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登山口にある案内図。
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身支度を整え、薄手の手袋をし、9時前に歩き始めた。
暫くは森の中を緩やかに登っていくが30分もしないうちに木々の間から富士山が見える。
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約30分で朝日峠を通過。写真はなし。気温は10度。この時期の寒さに備えて厚手のシャツを着ていたが汗が出てきた。
さらに登って行くと岩をよじ登るところが出てくる。そこをよじ登ると視界が開け、富士山がどーんと。
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その右側は南アルプス。
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この写真を撮っている場所はこんな感じ。人が写っていた方が距離や岩の大きさが分かるので無断で撮らせてもらった。すみません。
で、ここを登っていく。
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ここで暑くてポケットにしまった手袋を紛失したのに気付く。あー、今年の1月に買ったばかりでろくに使ってないのに残念。

この岩場を越えると間もなく朝日岳に到着。
ここからも見事な眺め。
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これから行く金峰山山頂のシンボル、五丈岩も見える。
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朝日岳からは100mぐらい下る。え、まだ下るのと言うぐらい下る。
帰りはここを登らなきゃいけない。
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下りきるとそこから再び緩やかに登っていく。
そこからは少し陽が当たらない北側斜面を進む。陽が当たらない道は雪が溶けず土も凍っている。
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ダケカンバの木。だと思う。
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で、その後は展望の無いまま登っていくと植生が変わってきて木々が低くなってきた。
バナナの皮のような太さの、下を向いた葉っぱの木はシャクナゲ。
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ここを抜けると八ヶ岳がどーん。
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森林限界を超え遮るものが何もないので強風に見舞われる。皆ここでザックを下ろしてジャケットを羽織りだす。僕も防風のジャケットを着る。
時間は11時前。登り始めてちょうど2時間。

撮る人を撮る。
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道の先にある岩場を越えると山頂だが、大きな岩がゴロゴロあり歩きづらい。時には四つん這いになりながら進む。
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山頂到着。ハイシーズンはここが人でいっぱいになるらしい。
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山頂から。右が五丈岩。
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五丈岩正面。
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人物との大きさ比較。
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山頂手前までは風が強かったが、五丈岩付近は風が弱く、日差しが暖かいので適当に腰掛けて持ってきた魔法瓶のお湯を使いインスタントの味噌汁を飲む。
さほど腹も減ってないので味噌汁とシリアルバーで済ました。

山頂から五丈岩に来る人たち。
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小1時間ほど景色と日差しを楽しんでもと来た道を戻る。
午後2時半に登山口に到着。


今年は初夏から焙煎中にスクワットをして足腰を鍛えていた。
駅の階段なんかも軽く感じるようになってきたので自信を持っていたが、脚を上げる筋肉はスクワットは関係なかった。
これからはスクワット以外の筋トレをしないといけない。

後日、筋肉痛は殆ど無かった。これはスクワットのおかげだろう。


登山口の大弛峠をあとにして車で下る途中、唐松の紅葉。
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