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2010.11.13
24.ちょっと山へ(山梨県・金峰山再び)

金峰山はおととしに行った山だ。風が強くとても寒かったが360度の好展望とモニュメントのような五丈岩が印象的な山だ。昨年は定休日の月曜日が曇りや雨が続き冬山になってしまい行けなかった。今年も10月中に行こうと思っていたが、また天気や都合が合わず11月になってしまった。

例年11月ともなると金峰山は「雪」を考えた装備が必要で、軟弱登山がメインの私にはとても危ない。半分諦めてはいたが、ネットで情報を見ているとまだ大丈夫そうだし天気も異常気象のせいか温暖なので、えいやっと行くことにした。

前日の天気予報では曇りときどき晴れだ。でもいい天気だ。今日の頂上、五丈岩が見える。
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朝の5時前に家を出て、遠回りの道を教えるおちゃめなカーナビと格闘しながら何とか8時過ぎに登山口である大弛峠に着く。 車は4、5台。平日だし11月だし、こんなもんか。
前回はうす曇で風が吹き寒かったが、今日は風も穏やかで寒くない。温度計は5度をさしている。 トイレと身支度を整え、歩き始める。
ほぼ1年ぶりの山登りなので最初は緩やかに歩き始めたが、普段からたいした運動もしてないので少し息が上がる。 ペースを押さえ緩やかに登っていくが、暑いので上半身は肌着1枚で登る。

歩き始めて4、50分で展望が開ける岩場(大ナギと言うらしい)がある。澄んでいれば富士山がくっきりなんだが、今日は霞んでよく見えない。 風が通るので肌着1枚では寒いのでもう1枚着る。セルフタイマーで自分撮り。
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約1時間で朝日岳に着く。温度計を見ると10度を超えていた。まあ予報に反して気持ちがいい天気だ。これから目指す頂上の五丈岩がよく見える。
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朝日岳からいったん下り、再び緩やかに登りだす。徐々に樹木の高さが低くなってきて、森林限界に近いことが分かる。
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森林限界付近はからは一気に展望が開け、立ち止まって暫く眺める。 おじさんが眺望を楽しんでる。前方の岩山は瑞垣山、その奥は八ヶ岳。八ヶ岳の上空は雲がかかってる。風が冷たいのでジャケットを着る。
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そこから10分ぐらいで頂上に着く。頂上には4、5人。シンボル五丈岩の前でフードをかぶってタバコをくゆらせてるお兄さんに「今日は暖かいですね」と声をかける。そのお兄さんも「今日は暖かくてラッキーですね。今日来て正解ですよ。明日はムチャクチャ寒くなるそうです。」と言ってた。温度計を見たら8度。

事実、あとで調べてみたら翌日11月9日に登った人のブログに風が強く気温が氷点下だったことが記してあった。

お兄さんが「撮りましょうか」と言ってくれたのでお願いした。リュック下ろせばよかった・・・
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晴れてはいるものの遠くは霞んでいるの。南アルプス方面。
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雲が早い。五丈岩の下から見上げた雲。
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頂上で温かい飲み物でもと思って、湯沸し道具一式持ってきたものの、さほど寒くもなくお腹もすいてなかったのでそのまま下山した。途中お腹がグーグー鳴ったけど行動食で満たして下山。

峠道を下る途中のカラマツの紅葉。
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帰りは前回と同じく町営の鼓川温泉で温まる。

昨年「来年はいっぱい登ろう」と決めていたのに全く出来ていない。まあ、今年は暑かったし、それに暑かったし・・・と言い訳する。





 

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