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2011.11.14
26.ちょっと山へ(奥多摩・鷹ノ巣山 リベンジ)

いやー、今年は地震があったし夏は暑かったしと毎度の言い訳をして山に行かなかったが、いい加減行かないと雪が降ってまた行けなくなる。
登るときはいつも「久々の登山」なので体がなまっているので簡単に登れる山を探した。

今回の山は2009年に登った奥多摩の鷹ノ巣山1736m。晴れていれば展望が良く、空気が澄んでいれば相模湾まで見られるそうだ。前回登った時は頂上付近で雪が凍っていたので途中で引き返した。2年前の登山の様子
まあ今季はまだ雪は降ってないし大丈夫だろう。
前回と同じく車で高度を稼ぎ、そこから登れば2時間半で頂上に着く。

いつもの友人(おっさん)に、我ら軟弱登山愛好者にうってつけのコースがあるぞと誘ったら食いついてきた。
友人(おっさん)は筑波から出てくるのであんまり早いのも可愛そうだと情け心をかけたのが失敗だった。青梅を越えるまで渋滞に巻き込まれてしまい、登山口に着いたのが10時。遅っ!

天気は少しうす曇だ。気温はたいして寒くなく登山にはちょうどいい。
そそくさと準備をして登り始める。


2年前に来た時と変わってない集落。
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久々の登山で体がなまりきっているので、ゆっくり登る。暫く登ると尾根の入り口の浅間神社の鳥居。
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少し晴れ間が覗く。標高1200mぐらいか、まだ完全に落葉はしていなく色付きも中途半端。
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1500mを越えるとほぼ落葉している。落ち葉の絨毯だ。晴れていれば気持ちいいのに・・・。 セルフタイマーで登ってる後姿を撮って遊ぶ。お互い体がなまって肉が付いている。
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約2時間で避難小屋手前の水場。
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避難小屋。
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避難小屋の前で小休止しながらこれから登る尾根をみると、ガスがかかってきた。
この尾根は石尾根と言い、奥多摩駅と東京都の最高峰の雲取山を結ぶ尾根道。
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トイレを済ませ、再び登り始める。朝6時にバナナ1本と牛乳1杯なのでいい加減腹がへってきた。まああと少しだから我慢しよう。


途中、少し開けた所からの眺め。方角は都心の方。
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こっちは富士山の方。
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少しヒーヒー言いながらようやく頂上に。
頂上の気温は9度。風がないのでさほど寒くは感じない。2人の単独登山者がいた。
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富士山が良く見えるハズだったのになんにも見えない。うーん・・・
暫くすると雨もぱらついてきた。うーん・・・


・・・撤収!


お腹が減ってるんだけど雨の中食べるのもしんどいので、先ほどの避難小屋まで引き返してそこで食べることにした。
ますますガスが・・・。
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ガスで樹木が怪しく幻想的。
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避難小屋のベンチで湯を沸かし、カップラーメンを食べる。 落ち葉に雨がパラパラと落ちる音だけが響く。とても静かで気持ちが良い。
たいして降ってないのに友人(おっさん)は「雨が強まってきたから帰ろうぜ」と猫みたいなこと言う。
とは言え、登山開始が遅かったのでそそくさと帰り支度をして帰ることにした。

マイカー登山なので来た道を戻るだけだ。高度が下がるにつれ雨も止み、気温も少し上がる。

普段使わない筋肉をいっぱい使ったので膝が痛んだ。
1時間半で下山。
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いつも天気にはまあまあ恵まれるのだが、たまにはしっとりした登山も悪くないと思った。
友人(おっさん)はどう思ったかは知らん。


帰りは青梅街道を山梨方面に少し走って丹波山村ののめこい湯に入る。
受付のお兄さんが、料金システムを説明しては「恐れ入ります」、入浴料を支払うと「恐れ入ります」、レシートを発行すると「恐れ入ります」と3秒おきに「恐れ入ります」を連発するのが微笑ましい。
お湯はぬるぬるとしてとても温まる良い温泉だ。お湯から「恐れ入ります」と聞こえてきそう。





 

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