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2017.01.05
38.ちょっと山へ(埼玉県・秩父 三峰神社 表参道)

正月の休みを利用してハイキングをかねて神社にお参りに行くことにした。
埼玉県秩父市の三峰神社。

以前、初めて訪れた時から気分がいい所だと思ってたら近年、テレビで関東のパワースポットとして紹介されていた。
山の中にあるせいか、俗世の穢れが洗われ神聖な気分になる。

三峰神社に行くには今はマイカーかバスだが、自動車がなかった時代はふもとから参道を登って行った。
今回はそこを登る。約2時間のお手軽コース。
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西武秩父駅から三峰神社行きのバスに乗る。ほぼ座席が埋まるほど乗る人が多かった。
途中の大輪という停留所で降りてそこから歩く。バスを降りた人は自分を含めて中年男性3人。
表参道の入り口に鳥居がある。
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そこをくぐって橋を渡ると寂れた参道が始まる。
でも昔は賑わっていたのであろう。講碑が多い。信仰の厚さを物語ってる。
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灯篭も苔むして時の流れを感じる。
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入谷からの講碑。
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暫く行くとロープウェイ乗り場の跡地に出る。
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熊鈴はもう準備済みだ。
ここを過ぎると登山道になる。

急斜面などはなく、歩きやすい。
暫くは日陰で寒い。


途中、小さな沢を何度か渡り、40分ぐらいで清浄ノ滝に着く。
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昔はここで体を清めて登ったらしい。今日は無理、いや、ずっと無理。

大木の間を抜けて緩やかに登っていく。
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だんだん陽が当たってきた。
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暫くして薬師堂跡に着く。
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東屋があり、しばし休憩。風が時折強く吹き、防風ジャケットを着る。
空気が乾燥しているので喉が渇く。魔法瓶に入れた白湯をコップ半分ぐらいのみ、喉を潤す。

再び似たような景色の道を登っていく。

登り始めて1時間半ぐらいで突然民家が出現。誰も住んでいないようで玄関には落ち葉が積もっていた。
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再び登りだすとすぐにもう1軒の民家。こっちは比較的きれいで管理されてるようだったけど人が住んでる気配はなかった。
おお、雨戸や戸袋が木製だ。ん?民家かこれ。
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ここを過ぎると作業路が見えてきてそれを横切って登っていくと上のほうから人の声が。
遥拝殿に出た。奥宮を参拝する場所だそうだ。

右端のぽっこりした山が奥宮のある妙法ヶ岳。
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秩父市街
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そこから少し下ると立派な随身門が見える。
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右の狛犬と目が合う。三峰神社の狛犬はオオカミだそうだ。
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拝殿には多くはないが絶え間なく人が参拝している。
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このあと妙法が岳に行こうかとも思ったが、お参りをしたら目的を果たしたので登る気がうせてそのまま駐車場へ。
ちょうどバスが間もなく発車するところだったのでそのまま乗って帰ってきた。

うーん、ハイキングにもならない。2時間の登り。
寒くて鼻水がたれてくるのでよしとする。




 

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